テルミン博士が開発した自動演奏リズム楽器「リズミコン」をプログラミングで再現 藤野純也さんの発表動画

テルミンを発明したテルミン博士が、作曲家ヘンリー・カウエルの依頼で開発した自動演奏リズム楽器「リズミコン」。

電子古楽器(テルミンやオンド・マルトノなど)について研究されている藤野純也さんが、ピュアデータというソフトで「リズミコン」をプログラミングして、ヘンリー・カウエルの曲を演奏しました。そのプレゼン動画です。

2014年1月9日 at 六本木Bul-let’s 
Pure Data Japan 2nd Session
「Pure Dataによる『リズミコン』の再現」
発表、演奏&PDプログラミング:藤野純也
演奏曲目:ヘンリー・カウエル リズミコンと管弦楽のための協奏曲《リズミカーナ》(1931)より第一楽章(抜粋)、第四楽章

下記のページをご覧下さい。更にリズミコンの理論について詳しい説明もあります。http://telmusica.com/rhythmicon2/

PDのリズミコン
↑以前、このプログラムとSYSTEM Yをつなげた様子も紹介しましたが、今回の動画を見ると藤野さんが何を意図したのかが、より理解出来たように思います。

私も古い電子楽器の歴史や仕組みを調べたことが、自作を始める大きなきっかけとなりました。

そう言えば、熊秀創吉さん開発の「クマ選」というスイッチのユニットでリズムのパターンを選択している感じが、リズミコンみたいだと藤野純也さんに言われたこともありましたね。

以前の記事でも書きましたが、日本では電子古楽器の情報は大変少ないので、藤野さんの研究は大変貴重だと思っています。
いつも電子古楽器研究マインドを刺激されます。

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カテゴリー: 電子楽器 シンセサイザー | 投稿日: | 投稿者:

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