コントラバスの弾語りの後藤勇さんと、坂ノ下典正さんのメロウなギター、野津山智一さんの暖かいクラリネットの音色、私のレトロフューチャーな電子音による、ちょっと変わった!?アンサンブルをお楽しみください。
弾き語りと即興演奏。約一時間を全曲メドレーで歌い演奏する予定です。
12/16(金) オン・ザ・道草アゲインvol.116
出演
●青木タカオ(vo,g)
●山下由(vo,g)
●後藤勇コントラバス弾き語りカルテット:
後藤勇(vo,cb) 坂ノ下典正(g) 米本実(自作電子楽器) 野津山智一(cl)
open19:30/start20:00
charge1300円+1drink別
高円寺 グッドマン TEL 090-9395-3576
杉並区高円寺南 3-58-17 プラザUSA 201
http://koenjigoodman.web.fc2.com/
高円寺南口を出て右へ。アーケードのあるPAL商店街を左に見て、その先二本目の路地を左に入った右側の白いビルの二階 焼き鳥「大将二号店」の近くです。目の前にコインパーキングあり。南口から一分。
↓昨年のライブの様子
後藤勇さんによるメンバーの紹介
●坂ノ下典正
ギタリストというと延々とギターソロを弾きたがる人が多いけれど、坂ノ下さんは例外。
坂ノ下さんのギターは浮遊感が心地よいことは誰もが認めるところだろうけれど、宙に漂う響のもとにあるのは、メロディを丁寧に端正につむいでいく歌心だと思う。
和音、メロディ、音色、エフェクト、それらをひとつのアンサンブルとして調和させているのが坂ノ下さんの音。そして人柄。
主役も脇役も端役も関係なく、皆でひとつのアンサンブルを創っていこうとする姿勢。自己顕示から遠く離れて。
●野津山智一
クラリネットだからといって、流麗に軽やかに歌い上げ吹き切ることはほとんどしない。
かといってアブストラクト(抽象)にも与しない。
私の歌を聴いてくれているのだと思う。
気ままで捉えどころがないのかと思いきや、右に曲がっても左に行っても角を曲るとそこに居る。
まるで塀の上を伝い歩く猫のよう。人懐っこいのかも。
野良の息吹く音がする。
●米本実
笑いと感動の距離はそう遠くない。そう思う。
バカバカしいな〜、というナンセンスを笑い飛ばした刹那、気がつくと何故かぐっと来て涙ぐんでいることがある。
米本さんが産み出すSYSTEM−Yという自作電子楽器シリーズが互いに繋がり、電子音、ブザー音、動作音や光を発している。やがていくつかの音がアンサンブルを奏ではじめる。
その響きやリズムは、慎重にツマミを回すことでゆるやかに、ときにはスイッチ操作で一変する。
こうすればこんな音が出る、というのはおそらく本人すら把握できていないと思う。
まるでサーファーが波を感じながら滑っていくのを見ているかのよう。
Y=米本分子がパッチコードで繋げられ、何人も予想できなかった音が響きはじめる。
そうだ!次はドラえもんをYMOにつなげてみよう。