企画展第11回は、第10回に引き続き、独自のヨネミン開発を続ける山ト進歩さんの研究レポートです。
前回にも増して、ユニークなアプローチを楽しみにください!

自作楽器博物館 別館企画展 第11回

山ト進歩さんのヨネミン研究・改造レポートU
展示:2012年10月22日〜

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未読でしたら、シリーズ第一回目の
「山ト進歩さんのヨネミン研究・改造レポート」
もご覧ください。


●響

ヨネミンに、イヤホンつなぐ所が無いぞ!
実は、ヨネミンのアウトプットトランスから、小さな音が出ていることに注目して作った、変ったヨネミンなんです。
マイクでその音を拾えば、面白いかなと思い、作りました。
マイクよりも、電圧ブザー(発信器無しの物)で音を拾ったほうが、なぜか 大きな音になるため、この形になりました。
マイクがわりのブザーを近づければ大きな音に、遠ざければ小さな音になります。
又、なんと! エレキギターもマイクのようにヨネミンの音を拾えます!。
ヨネミンは、エレキ用とび道具(?)としても、威力を発揮するかもしれません。






●ゲルマ ベース

ゲルマニウムトランジスタという、レトロで希少な トランジスタがあります。
電気の楽器の部品として、人気が高いようです。
ヨネミンにも、使用してみました。
さまざまな、ヨネミンのトランジスタを、ゲルマのやつに、おきかえてみたけど、ベースの改良型との相性が良いようです。
又、調整しだいでは、高音が不安定で とても美しい音色になります。(ゆれうごくサイン波の音)






●ダブル ベース

本来のダブルベースの意味なら、ベースより低い音の楽器という意味らしいけれど、、、
これは、ヨネミン ダブルフォーンの、ヨネミン ベース版です。
出せる音の範囲を広げるために、アウトプットトランスを、4つづつ 計8個使っています。
大きいサイズになったので、演奏は 縦型コントローラでやります。






●スペシャル版(仮称)

やりすぎた感のある、ジャンボサイズなヨネミンです。
低音から高音まで、一番、音の範囲が広い「サムライ」を改良した物です。
さらに、種類の違うアウトプットトランスを合体させると、音が良くなる(ような気がする)ことから、2種類合体。
しかも、できるだけ、音の範囲がせばまらない組み合せを選びました。
それと、低音だけじゃなく、高音も調整可能にしてみました。
あと、
ヨネミンで遊んでいて、電池切れが近くなると音が低くなり、電池を交換すると音が高くなることから、
もしかして、電圧が関係あるかなと、電圧を調整できる基板を取りつけてみたところ、やはりそうか!。
電圧によっても、音色が変えられる。
なんだか、、、
シンプルなヨネミンから、かけ離れすぎてしまったような。
そして、ここまでやってみて、ダブルベースのほうが、高性能だったりもして。(笑)
(設定も大変だし、、、、。)
あんまり実用的じゃないし、やっぱり やりすぎた。(笑







というわけで、今後も研究成果を追加していきす。

山ト進歩



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