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032: 試験管立て

2010年6月27日(日)~

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米本: マッド・サイエンティスト→地下の研究室→実験器具→試験管、この連想から誕生した、システム・シンセサイザー史上、初の化学系ユニット!!

助手: 今度は理科室系ですか…。

米本: ちょうどこの頃、CHAOSMOS/冨岡雅寛さんに東京・神田にある「高野理化硝子」というお店を教えてもらってね、理化学用品を扱う人なら必ず知ってる超有名店なんだけど、良く通っては使えそうなものを探していたんだ。やっぱり理科の実験道具系は萌えるからね(笑)。
そのお店で試験管立てを見かけて、それをユニット化出来ないかと試行錯誤した結果がこのユニットなんだ。

助手: 試験管12本を全部入れて、このユニットを持ったときの感触が何とも…(笑)。

米本: そう、実際に触ってもらいたいな(笑)。ちゃんと下側にも表面と同じように穴の開いた板が入っているから、奇妙な安定感があるのよ(笑)。
あとオマケ的な機能で、3つの入力端子に電源を供給すると、中の発光ダイオードが点灯します。端子は左から

サイエンスアゴラ2010という科学のイベントにもSYSTEM Yで参加したんだけど、この試験管立ては化学系の方が私のブースへ興味を持ってくれるきっかけになったユニットだったね(笑)。凄く不思議そうに「どうして試験管があるんですか?」って質問されてね(笑)。
物理的に音や電気信号をつなげるだけでなく、人々の考えや価値観もつなげる、そんなシンセサイザーの在り方も有りだなと思った、とても幸せな体験だったよ。