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101: ミディモニ

2012年5月5日(土)~

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米本: 二見信洋さんとのコラボ。MIO2OiMOに続くMIDI工作シリーズの第三弾!MIDI信号を16進法でLCビジョンに表示するユニットです。

下の段の"Raw"は接続したMIDI機器からのそのままのMIDI情報を、上の段の"Mod"はランニングステータスを補整したMIDI情報を表示しています。

二見: コレは問題作!米本さんと喧嘩(超絶議論大会)しながら作ったんだよねえ。技術者VS芸術家なので色々と衝突することもありながら、最終的に米本さんの情熱に負けて作り上げました。実はコレもMIO2を作っている最中に、デバッグ用のシステムとして組み込んでいた機能で、実際の信号がどう来ているのかを見ながら、あーだこーだと悩んでいたのです。 なんかね、最初、このデータ表示機能を米本さんが見て、ゴイスー喜んでいたんだよねえ。で、この機能だけを取り出したワケなんだけれど、なんでこの機能にこだわったの?

米本: 多くのMIDIモニター用のソフトが、ランニングステータスを補正してしまうんだ。
例えば、
 チャンネル1のC3を出す:90 3C 7F
 チャンネル1のC3を消す:3C 00

 チャンネル1のC3を出す:90 3C 7F
 チャンネル1のC3を消す:90 3C 00
という風に。それぞれのMIDI機器から出ている生のMIDIデータをモニター出来る機械こそ必要だって日頃から思っていたのよ。それが目の前で実現してたものでね(笑)。
完成してからいろいろなMIDI機器の出力を確かめられて自分的には凄く満足しているし、今後の開発や授業にもかなり役立つと思うよ!