電子音やシンセサイザーが大好きな方はもちろん、ちょっと関心があるんだけど...という初心者の方にも楽しめる内容になっています。音や音楽の基礎、電気の知識、電子楽器の歴史について、やさしい文体で書かれています。
ちょっととぼけた文体で、命がけのユーモアを交えながら、ラジカルでバイオレンス、しかし地味なメカ作りを、豊富な写真とテキストで解説する4章の「作ってみよう!!」、オリジナリティーが強すぎて眩暈がしそうな、自作・改造楽器クリエーターたちのインタビューをまとめた5章「電子楽器ORIGINATOR列伝」など、電気技術者の方々が卒倒しそうなマニアックな世界を明るくさわやかに世に問う問題作が、なんとオーム社から出版されました。ぜひご一読を。