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023: Mr.GATE

2010年5月29日(土)~

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米本: 手動でコントロールするゲート回路…なんて言うとカッコイイけど(笑)、ユニット同士の間に入れてスイッチとして使うユニットなんだ。またまた独立2系統。

助手: シンプルな使い道のわりに、なんだか端子やスイッチがいっぱいですね(笑)。

米本: うーん、有ったほうが便利かなぁ~と機能を付け加えているうちに増えちゃって(笑)。
インプットに入力された電気や音声信号が、プッシュ・スイッチを押している間、またはホールド・スイッチをONにしている間、アウトプットから出力されるってのが基本なんだ。

外部スイッチ端子は、内蔵のプッシュ・スイッチじゃなく、外からいろいろなスイッチをつなげるための入力。
ライブやイベントでの出会いから、自作電子楽器・音響装置を作っている人って、ユニークなスイッチを自作したり、そのスイッチたちを ミニプラグのコードで本体とつないでいることが多いので、それらを私の機器に簡単につなげられたら楽しいかなと思って(笑)。それぞれの個性的な自作楽器が一緒に機能するのはホント楽しいね(笑)。

助手: その辺の考えが、Y-LINKにつながっていくわけですね。

米本: そうそうそう!!!
あと、外部トリガーのインプットは、5V前後の電気信号を受けるとスイッチたちをONしたのと同じ状態にするための端子。シンセサイザーからのCVやGATEも受けるようにしたんだ。

助手: なるほど、欲張った結果だったんですね(笑)。

米本: ここからはマニアなおともだち向けの話題。Mr.GATEの便利な使い道なんだけど、アナログ・シンセサイザー同士をつなぐときって、どの音階の鍵盤を押したかっていうCVと、どのくらいの時間鍵盤押したかっていうGATEというの2つ信号が出ているんだけど、学研の大人の科学のシンセサイザーSX-150やSX-150Mark2は、出したい音程の位置を狙ってカーボンの帯に金属棒を当てて発音するので、構造的にCVとGATEをミックスした感じになっているのよ。Mr.GATEのインプットにCV、外部トリガーのインプットにGATEを入れれば、アウトプットからミックスした信号が出るので、アナログ・シンセサイザーの鍵盤やアナログ・シーケンサーからSX-150、SX-150Mark2をコントロールできる!結構楽しいよ!