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022: MIDI男

2010年5月28日(金)~

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助手: なんだかMIDI端子とジャックが並んでますが…まさか!?

米本: これはMIDIのケーブルフォーン端子ミニ端子変換する超ハイテク機器なのよ!しかも独立2系統!

助手: はぁ…。

米本: 見て見て、こんな感じぃ~♪

助手: ただ内部で線がつながってるだけじゃないですか!!どこがハイテク機器ですか!!

米本: まあまあ、某大手楽器メーカーY社のエライ人や、元K社の優秀な社員さんから笑いもとったゾ!

助手: 変なとこで自慢してどうするんですか!(笑)

米本: 一応、使い方を説明するとね、上の写真のようにMIDI機器のMIDI OUTからMIDI男につなげで、MIDI男からスピーカーにつなげると、ブチブチブチ…とMIDIの通信信号を聞くことが出来ます。そう言えば、Y社のエライ人はテ○○オンとつなげてブチブチ音を楽しんでいたなぁ。
逆にテキトーな信号を出す電子機器をMIDI男につなけで、MIDI男からMIDI機器のMIDI INに入力すると、そのMIDI機器を暴走させたり、場合によっては壊したり出来る、かなり便利な機器!

助手: 便利じゃありませんよ!高価な電子楽器を壊してしまったらどうするんですか?

米本: こういう危険と隣り合わせってのが、本当の意味での現代音楽だと思うんだよね。もっときちんと評価されても良いと思っているんだけど(笑)。

助手: どこが現代音楽ですか!(笑)

米本: いやいや、コンセプトとしては面白いと思うよ。MIDIを受けるところに違う通信信号を入れて機器の動作を見守るってのは。英語を日本語で強引に解釈させるような感じかな(笑)。コンピューター上のシミュレーションだけでなく、実際に物理的に事故が起きるかも?ってところが、現代的だと思うよ(笑)。現実問題、一寸先は闇のご時世だしね。予想外の結果になったり自分で完全に制御出来ないってところに、ナウな感じがするんだよね。

元々、師匠の山内さんとね、MIDIってデジタル信号なんだけど、何とかしてアナログ的に遊べないか?って、いろいろと模索していたの。で、最初にやったのがMIDIの音を聞くという、まさにこのユニットのようなことをやったんだ。
その後二見さんが、マウスの信号をMIDI機器にぶち込むちょーMMという機器を作ってきて、二人でMIDIシーケンサーを暴走させてたんだけど(笑)、作ってきた二見さんも想像していなかった先述のような壮大なコンセプトが私に降りてきて、少々暴走気味にシリーズを展開させていくんだ。こういうちょっと危なさみたいなところに、本当の意味での個人レベルの工作の面白さがあると思うんだけどね(笑)。