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067: BPM (ビリビリ・PS/2・マウス)

2011年2月17日(木)~

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米本: PS/2マウス(ウィンドウズのマウス)をつなげると、その通信音を聞くことができるユニット。

米本: リビリした音がPS/2ウスから出るのでBPM
またまた二見信洋さんとのコラボです。つーか、最も開発期間がかかったユニットだよね。

二見: そうですなあ。というか、今までがただ単に電源を繋いでみたらイゴいた系ばっかりだったからねえ。

米本: 確かに。今まではただ無理やりつないで動いた!とかウホウホ喜んでたからね。はっきり言ってやり方は原始人並み。でもさぁ~ちょーMMキー坊も、つないだだけで動いたじゃない?だけどPS/2マウスはダメだったんだ。だから今回、真面目な話、かなりPS/2マウスの通信方式については調べたよね。

二見: 本気(と書いてマジ)で取り掛かって色々調べて勉強した結果、なんと、外部からの呼びかけがないとPS/2マウスは動作しないことが判ったのです。

米本: っんなの、テキトーなチャタリングやノイズか何かで騙せるんじゃないの?

二見: サスガ。ワタクシにもそう思った時期がありました。でも、「16進数」の「F3」とかってチャタリングで出せないでしょ?

米本: なぁ~に、こんなの電鍵くんで「11110011」って「2進数」で打てば…

二見: そうですなあ、はっはっは(^▽^)
っんなの速度的に無理に決まってるだろガーーーー!!!Σ(゜ロ゜)!
…なので、やっぱりマイコンを使うことになりました。あ、記念すべきマイコン第一号は、メジャー中のメジャー、PIC16F84です。

米本: うーん、背に腹は代えられないからね…。

二見: 背に腹…?

米本: そう、我が研究所としてはハイテク素子を使うことは敗北を意味するからね…。

二見: それほど深刻になることもないと思いますが。

米本: んで、実際にはどんな感じで動いているんだっけ?

二見: 電源を投入するとまずマイコンとマウスが立ち上がります。立ち上がったマイコンがマウスに対して「オイ、生きてるか?」という信号を投げ、マウスが「ハイ、生きてますよ」と返事をしたら、マイコンが「おう、じゃあイゴけや」という許可を出して、マウスがようやくイゴけるようになるわけです。

米本: なるほど、そんな複雑な通信するんじゃ、チャタリングじゃ無理だね。
そうそう、あと画期的だったのは音声信号の取り出し方、CLOCKとグランド間、DATAとグランド間で音色が違うことかなぁ。これは二見さん、ナイス発見でしたね。
というわけで、MACのADBは残念ながらダメだったけど、でもマウスシリーズはこれで一段落。11年もかかったからね、ほんと嬉しかったなぁ~。

そう言えば二見さん、こんなのもあったよね。GM(ゴイスー・マウス)!!

GM

二見: あ゛ーーー!!GMーーーー!!!
また、黒歴史を出してきたよ、この人ーー!
そう、コレもPS/2をイゴかす研究をしていたときに出来たマシンですなあ。
いやいや、なんというか、感極まります。(;▽;)

米本: まぁまぁ(笑)。衝撃の動作はイベント会場で♪

二見: しかしそう言えば、ここまでマウスを使ったものばっかりですなあ。 ナゼにこんな風になってしまったのでしょうか。

米本: ほとんど二見さん自身が持ってきたネタだけど(笑)。とにかくこのBPMを鳴らしたくてもがいているうちに、いろいろと横道に逸れ続けた結果でしょ。

二見: そ、そうですなあ。ハハハ。(゜▽゜;

米本: ↓ちょーMMから始まったマウス系のデバイスは…


米本: ↓11年でこんなに進化しました♪ ねっ?

二見: 進化、なのかなあ。(・-・)? その内10年間は、ただ『線でつなぐだけでどうにかしようとしていただけ』だけどねえ(^▽^)

米本: というわけで、今後の二見さんとのコラボはマイコンを使ったものが中心となっていくのであります。