072: 異常発電機
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米本: 異常奏者さんに作ってもらった手回し発電機です。ハンドルを回転させることによって発電します。また発電された電気は音として聞くことも可能。
異常奏者: どうも! 米本: 2010年5月のMake: Tokyo Meeting 05でSYSTEM Yがデビューしたんだけど、そのあたりから手回し発電機ってアイデアはいろいろな方から頂いていて、もちろんダイナオシレーターのようなユニットもあったんだけど、ずっと作りたいと思ってたんだ。それとSYSTEM Yのアイデアが物凄く浮かんでいた時期で、その中の1つにいろいろな自作・改造楽器のアーティストとコラボ・ユニットを作るってのもあったの。 この頃、自作楽器博物館の別館イベント・スペースのコンテンツ作りで異常奏者さんと頻繁に会っていたこともあって、コラボ・ユニット第一弾として相談したんだ。 で、翌年の3月のMachine Music展で、完成したユニットを突然渡されて凄く嬉しかったね♪その晩は枕元に置いて寝たよ(笑)。 基本的にケース加工は全て自分でやっていたのだけど、ゴム足や端子を少し追加した以外は初の完全外注のユニットでもあります。 異常奏者: ちょうど一から発電機を作ろうと思っていたのと、別館イベント・スペースを見ていただけるとわかるようにこのサイトを侵略しようと目論んでいた頃だったので、異常OEMとしてSYSTEM Yも侵略していこうと決めました。 米本: なるほど、決めたんだ…。 って、聞いてないよ~っ!! 異常奏者: そう、それでこの…SYSTEM Iですか? 米本: 違うよっ!!SYSTEM Yだよ!! 異常奏者: そのSYSTEM Iの侵略第一弾として私の自作楽器IZYO-SYAのハンドル部分である発電機をアウトソーシングモデルにして出荷したわけです。
異常奏者: IZYO-SYAの発電機との主な違いは、IZYO-SYAでは電源として使っているのでノイズの少ない直流が取り出せる
三相交流になっているのに対し、このOEM版では音声としても取り出せるように二相交流になっている所です。
異常奏者: モーターはブラシレスモーターを採用し、コイルも自分で巻きました。 米本: そんな予定はありません!! |