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098: 異常メーター

2012年4月30日(月)~

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米本: アナログ電圧計です。針のメーターがオシャレです。
SYSTEM Yの初期の頃から針のメーターはユニット化したかったんだけど、+方向と-方向の左右に振れる良いメーターがなかなか無くて。それでまたまた異常奏者さんに相談したわけです。
なんと!偶然にも異常奏者さんがいるから、お話しを聞いてみよう!

異常奏者: ちょっと待って下さい。今日課の"BLUE FORMURA"をやってるんで。米本さんの家に来たらまずこれをやってからじゃないと。最低でも3周しないとゲーマーとして名乗れませんからね。

米本: すみませぇ~ん!今回は説明して頂けませんか?

異常奏者: え?あぁ、すみません。ちょっと夢中になっちゃって。
えぇと、SYSTEM Iの話でしたっけ?

米本: 違うよっ!!SYSTEM Yだよ!!

異常奏者: 自分はリサイクルショップ巡りが日課になっていて、ジャンクのAV機器にメーターが付いているのをよく見かけていたので、安いのを見付けたら買ってきますと約束したんですよね。 でも意外と安いのは無くて、1年位経ってやっと500円でメーターが2つ付いているラジオを発見して買ってきたんです。 それでメーターを外そうと分解してみると、なんとセロハンテープで固定されていた。 しかも昔のビデオデッキみたいな大きなケースの中身はほとんど空で、トランスを外したらもの凄く軽かった。 結局メーターしか取れる部品が無くて、買った翌日には無料回収に出しました。

米本: いやいやお疲れ様でした!確か2011年4月のガジェットカフェで行ったヨネミン作りのワークショップの会場で受け取りましたね。

異常奏者: そうそう。事前に一切連絡せずに突然受講生として行って。コレ、例のブツです。ってコソコソっと渡したんですよね。
これケースにどう取り付けるかでモメましたよね。針の根元の部分を外に出すかどうかで。

米本: そうでした! LCビジョン同様、四角い大きな穴を開けるのも大変でしたね。

異常奏者: あと照明もカナリこだわりましたよね。KORGのMS-50のメーターを出してきたりして。あの豆電球のような光を再現するのに麦球じゃなきゃダメだ。とか、角度はこうだとか色々試行錯誤して。

米本: そうそう、最初から二見信洋さんに電球色のLEDがあるって薦められていたのだけど麦球がイメージに近くて。でも理想的な明るさで光らせたら、10分程度で黒こげになって焼き切れてしまって(笑)。二見さんのアドバイス通り電球色のLEDにしました。

異常奏者: えっ!これLEDなんですか!?LEDとは思えない光の広がりと色ですね。

米本: そうだよね!自然な光でかなりビックリしました。
あとLEDの固定方法をいろいろと考えていて、LEDの配線を金具で挟んでネジで固定することにしたの。少し光が傾いてしまったけど、今まで見てきた電子機器のメーターの明かりにより似た感じになって、結局そのままにしたんだ。

異常奏者: そのちょっと傾いているという所がミソですね。線対称じゃない所にリアルさを感じます。

米本: ありがとう!そこをわかってくれて嬉しいなぁ。
あと珍しい機能として、この照明は外部から電源を供給して光らせることが出来るの。つまりトリガーを受けて点滅させられるんだ。針が動くのは当たり前だけど、曲と同期して明かりが点滅するメーターはなかなか無いよね(笑)。

米本: 実際に組み込むときも異常奏者さんに回路を考えて頂きましたね、凄く助かりました。