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019: ヨネミン

2010年5月19日(水)~

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Y-LINKY-LINK対応機器

私の本「楽しい電子楽器 自作のススメ」のP206で、作り方を紹介しています。

米本: というわけで、シンプルな発振器、あのヨネミンSYSTEM Y化してみました。赤いボタンを押すと音が出ます。ツマミを回すと音の高さが変化します。

助手: タッパー入りのオリジナルに比べると、だいぶ電子装置な感じですね(笑)。

米本: ケース以外は製品版のヨネミンと全く同じスペックだけど、555による発振回路同様、トリガー入力端子とスピーカーを付けました。オリジナルにも付いているけどちゃんとY-LINK端子もあるしね!

助手: 実際、SYSTEM Y化してみてどうですか?

米本: うん、音色は全く同じだけど(笑)、でも、いろいろなユニットとスムーズにつなげられるようになったから、思いついた接続のアイデアを直ぐに試せるのが楽しい(笑)。長い間付き合ってきた回路だけど、いろいろと発見があってまだまだ驚くことがあるよ!

もともとSYSTEM Yを始めたきっかけはいろいろあるけど、1つに、私の本の工作記事を全てユニット化することだったんだ。もろちん、私の本に載っている工作記事が、ある人から見たら馬鹿馬鹿しいほど簡単であることは充分に自覚しているけど、でも最終的な組み立て方でシステム・シンセみたいにいろいろと音作りが楽しめることを証明したかったんだ。1つ1つの機能はシンプルだけど、パッチコードでつないで音や光などの電気現象を楽しむのは思っていた以上に楽しかった!
このヨネミンで全ての工作記事を、ユニット化出来るものはユニット化できた。完成した日付を見ると2010年5月19日(水)なんだけど、その数日後、5月22日(土)~23日(日)に行われたMake: Tokyo Meeting 05の出展に間に合わせるため、物凄いペースでユニットを作ってたんだよね(笑)。展示の支度も含めてギリギリで会場に駆け込んだんだけど、何も考えていなくて、突然来たお客さんに無我夢中で説明しているうちに、あの説明のスタイル(芸風!?)が確立したんだ(笑)。まだたった19台だったけど、お客さんにはかなり楽しんでもらえた感触はあった。で、調子に乗って更にユニット作りが加速したんだ(笑)。

ヨネミンの工作ワークショップや購入などについてはこちら
よりマニアックな情報や動画は、自作楽器博物館のヨネミン