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サウンド・デバイス系

シンセサイザーや発振器といったものだけでなく、身近にあるもので、電子音を作り出せないか?またもっとユニークなインターフェースを持った楽器が出来ないか?ということで、様々な実験を続けてきました。

このフロアーでは、自作楽器の開発途中でアイデアが浮かび、実験した結果を形にまとめたユニークなサウンド・デバイスたちの紹介をします。みなさんの改良や使用方法に関するアイデア、アドバイス、歓迎します。

米本 実 

注意!!
電気は危険です。感電はときに死亡事故にも繋がります。そのため私たちは専門家のアドバイスを受けて制作しています。ここにある楽器と同じものを制作した場合の感電、機器の破損等の事故に対し、米本電音研究所では一切の責任を負いませんので、予め御了承ください。

各楽器の写真をクリックしますと更に詳しい説明が出てきます。

ヨネミン
Y-LINKY-LINK対応機器

 トランスとトランジスタ、 たった2個の部品で出来ているとてもシンプルな発振器。
 それゆえ、ビギナーにも簡単 に作ることが可能で、また工作に詳しい方にとっても、 無限のカスタマイズを約束する モンスター・マシン。たくさん制作すれば、 1台1台を鍵盤の1音に割り当てて、巨大なオルガンを制作するという アメリカン・ドリームも実現出来る逸品。


マグスキャンver.3(S)
 テープヘッドをペン状に加工したもの。そのことに より様々な磁気記録媒体(フロッピーやビデオテープなど)の信号を音として聞いて みることができるようになった。ボードに貼り付けたカセットテープをスクラッ チして演奏する。


振動ピックアップ
 焼き鳥の串と圧電スピーカーを ポールペーンの中に詰めたデバイス。
 レコードを聞くことが出来る。  また本物のレコード針では躊躇しそうな物体の音を聞くことも出来る。 森羅万象、全ての物体の凹凸をトレースして、音に変換するプリミテ ィブで応用範囲の広いデバイス。
 ちなみに当研究所関係者の間では、 シンディーの愛称で呼ばれている。


まうみん
 パソコン用のマウスを動かすと音がするデバイス。
 マウスによるテルミンのようなユニット という意味で、「まうみん」と命名。
 Mics(^▽^)さんと、 マウスを改造したデバイスを制作する中で、 半ば偶然に完成したデバイス。
 マウスの中で回転する円形のスリットを通過する光の信号を 強引に音として取り出している。


NAKARZWELL
 パワフルな矩形波を発する男のサウンド・マシン。中学時代の友人である中津くんが夏休みの宿題で作った楽器で、1993年に新しいケースに詰め直してユニット化したもの。残念ながら2009年7月に解体…しかし、その際に長年の謎だった音源チップの型番が判明した…1号機と同じSN76477だった。


イルミナティ(プロトタイプ)
 ドイツで開発されたトラウトニウムにヒントを得て 開発したネオン管の発振を応用した音源ユニット。 高電圧使用のため、開発スタッフの中に感電者続出。しかも設計上に致命的なミスが あり、現在はハム(電源ノイズ)を聞く機械として 使用。開発アシスタント募集中。


リモコンキャッチャー
 リモコンの赤外線をキャッ チして音に変換する音源ユニット。リモコンの メーカーによって音色が 変化
 またキャッチャー・シリーズとして、人間の脈拍を感知 して音にする「ビートキャッチャー」、金属を感知する 「メタルキャッチャー」、磁石を感知する「マグネット キャッチャー」などがあり、現在も新たなシリーズを制作 中。またアイデアも募集中。



ダイナオシレーター
 自転車のダイナモをコンパクトなケースに 搭載し、自転車の後輪にあてて回転させ、発音させる体力系の電力楽器。 1906年に登場したテルハーモニウムに ヒントを得て開発。
 発電と発音を同時に行う電力楽器の第一弾。 地球に優しいとてもエコな21世紀の電気楽器。
 将来的には6台を連結してDX−7のようなFMシンセにする(かもしれない)。



AC-LFO
 家庭に供給されている交流電源100Vの音を聞くために制作したユニット。 ボックスの上部から出ているコードをコンセントに、手前のホーン端子にシールドを さしてアンプ等につなげる。すると50Hzの音を聞くことが出来る。関西方面に行けば60Hzの音を聞くことも出来る、優れもののユニット。
 「AC-LFO」という名前の由来は、実験段階の際、これで得られた50Hzの音をア ナログ・シンセのVCOに入力して、50Hzのビブラートをかけたりして、LFOの代用として使えることを確認したためで、交流電源低周波発振器と名付けた。



MOちゃん
 ダイナオシレーターに続く、モーター・シリーズ。 今回はプラモデル工作の定番、マブチ130モーターを搭載。 それを回すことによって生じる電気を音として聞くユニット。
 逆に音の出力端子に電池をつなぐと、モーターが回転する ので、プロペラを付ければ、小型の扇風機としても使用出来て、 大変便利。またフレミングの右手、左手の法則を体験出来る 教育玩具としても優れもの。



SONIC SUPPLY
 AC−LFOを逆にしたユニット。AC−LFOは 100Vを音声として聞けるように電圧を下げるのものであるが、 SONIC SUPLLYは、音声を 入力することにより高い電圧を出力する。つまり自分の 好きな音楽で感電死出来る という画期的なコンセプトのもとに開発されたユニット。
 (大変危険ですので、お子様だけの実験は避け、必ず大人の方 と一緒に行うようにして下さい。)



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Copyright (C) Yonemoto Electroacoustic Laboratory