下校途中の何人かの小学生が、発泡スチロールを傘で突っついたり蹴ったり破壊して散らかしていた。注意しようと思ったが

家の前で下校途中の何人かの小学生が、発泡スチロールを傘で突っついたり蹴ったり破壊して散らかしていた。注意しようと思ったが、それでは面白くないと瞬時にいろいろと考えた。
外に出て「壊しても良いから片付けてね」と優しく言ったら、「はぁーい」と答えて一緒に片付けてくれた。
素直にきいてくれたので「このゴミ袋に入るようにもっと壊してよ」と、もちろん細かくなれば片付けはより面倒になるのだが敢えて言ってみた。かなり激しく壊し始めた。私は「いいね、いいね、もっと壊して」と。粉々になる発泡スチロール。ほんとストレス発散という感じ。何が彼らをそうさせるのだろう?そしてタバコの吸い殻も一緒に拾うほど、きれいに片付けてくれた。
あっという間に小学生たちが集まってきてしまった。
「あっちにもっと大きな発泡スチロールが落ちていたよ、どうしてだろう?」と教えてくれる子もいた。「となりのアパートの人が捨てたみたいだね、ありがとう」と答えた私。
暴力性とコミュニケーションを求める気持ち。
なんかこれ、誰かが繊細な感覚で汲み取らないと、大きなしわ寄せが来るんじゃないか。
そんなことを思いつつ、ほうきで掃いて細かいゴミを片付けて家に入った。

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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき | 投稿日: | 投稿者:

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