月別アーカイブ: 2016年2月

KORG POLY-800とMS-10のおバカ実験

2015年2月6日(金)横浜・黄金町試聴室その2にて「直江実樹のロックンロール短波レディオvol.33 飛び出せ☆シンセ仲間! POLY-800 & DX7」を盛り上げるため、KORG POLY-800とMS-10でおバカな実験をしていました。
Instagramからの動画をまとめてみました。

YAMAHA DX7とKORG POLY-800のカタログ

POLY-800の取説を読んでいて、同じKORGのMS-10のトリガーで音色ナンバーをアップできるのか?と。当然ですがうまくいきました!!今後我が家のPOLY-800は8進数のカウンターとして活用します。(←違う!
今回の「POLY-800+MS-10 8進カウンタ」の実験でわかった貴重な結果は、88番まで行くとカンストせずに11番に戻ることでした。知っても何も人生は変わらないですが…。

米本実さん(@minoru_yonemoto)が投稿した動画

2015  1月 29 4:45午前 PST

前回MS-10の鍵盤を押すごとにPOLY-800の音色番号がアップという実験。そのあと思いついて今度はMS-10のホイールでやってみました。頑張りすぎて画面が揺れてて酔いそうですみません。

米本実さん(@minoru_yonemoto)が投稿した動画

2015  1月 30 7:00午前 PST

更にもっと高速でPOLY-800の音色番号をアップさせる実験!MS-10のLFOのアウト(矩形波)を接続。ツマミを回して加速!見事な高速カウントアップ!

米本実さん(@minoru_yonemoto)が投稿した動画

2015  1月 30 7:02午前 PST

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祝19インチラック対応!SYSTEM Yの初期と現在の写真や動画 (Twitterのまとめ)

SYSTEM Y 3U

SYSTEM Yが19インチ・ラック化。これで皆さんの機材と重ねられます!!
現在155ユニットあるので全て収めるには78Uぶんのラックが必要です(爆)

初期のSYSTEM Y 1

写真を整理していたら、2010年5月、デビュー当時のSYSTEM Yの写真を発見。まだたった15台だったけれど結構遊べた。この15台は改良を加えながら全て現役で活躍中。現在は155台。

初期のSYSTEM Y 2

私の本に登場する工作記事は凄くプリミティブなものだけど、全て1つ1つユニット化してケーブルでつなぐようにすればモジュラーシンセのようになって、もっと注目してもらえるのではと思って始めた。

SYSTEM Y 14U

そして19インチラックに固定出来るようになったので、家にあったラックケースに詰めるだけ詰めてみたのがこの写真です。次にこれの動いている様子の動画もアップします。

最新のSYSTEM Yの状態の動画をアップしました。

輪ゴムで回ってるプーリーですが、右下のプーリー、カクカクした動きをしてませんか?実は下にロータリーエンコーダーが入っていて、5VをON/OFF、つまり物理的な動きでランダムなトリガーを出してシーケンサーを不規則に動かしているんです。視覚的なネタだけでなく発振器なんです(笑)。

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Kaseoさんとのコラボの報告Vol.2 「CV/GATE ピカルミン」

ピカオシレーターの制作が始まった頃、Kaseoさんは「CV/GATE ピカルミン」の研究していました。CVの回路に関しては、私が提供したものでしたが、GATEの仕組みが知りたくて、またまたお電話、ハイテンションで盛り上がる盛り上がる。

なんと私のために「CV/GATE ピカルミン」を作っているという、これまた夢のようなお話し!で、結果、この「CV/GATE ピカルミン」と「ノーマルのピカルミン」をプレゼントしてくれることになりました。ミノル感激!更にKaseoさんのアイデアで、ガワだけのも1つ頂くことになりました。

2日後、届いたモノがこれです。

ブツ3つ

いい大人が揃いも揃って、良くないことしているのが十二分に理解できます。

まず「ノーマルのピカルミン」を動作!スイッチON!おぉ!ちゃんと電池も入ってる!「びぃーがぁーぢゅうー」すげ~っ面白い!しばらく子供のように遊ぶ(笑)。届いた当日はハンダ付けパーティーだったので、さっそく連れていきました。子供たちに大人気!のはず…でしたが、何かヘン…そんな視線を多数感じました(笑)。

で、次に「CV/GATE ピカルミン」を動作……動かない…。いろいろ試すが動かない…。電池、接触、つないだ機器の問題、1つ1つ検証しても原因が判らない…。散々悩んでKaseoさんにメール。「お電話しても大丈夫ですか?」と返信。「大丈夫です!」
東京-岐阜間、リアルタイムで原因を追究。メイン部品のフォトMOSリレーの故障と諦めかけたとき、入力電圧が少ないのでは?と、9Vのアダプターで入力したところ動作!!私の使用している機器のトリガー電圧では低すぎて、ONにならないことが判明。
Kaseoさんは、あらゆる入力を想定して、高い電圧が入ってきても大丈夫なのように、6.8KΩの抵抗を入れていましたが、3V~5Vという私の機器ではパワー不足でした。そこで、6.8KΩを外して、220Ωと10Kのトリマーを直列につなげたものと交換することにしました。

ピカルミン回路

ハードレベルで、友人の作品をリミックスしてると思ったら、この交換作業が楽しくて、楽しくて(笑)。
この回路は、もちろん「ピカオシレーター」にも組み込みました。

ピカルミンと電鍵くん、Mr.5V

ピカルミンとcyclodon

関連記事
モジュラー型 ピカルミン 2種
ピカオシレーターのライブ動画です
KaseoさんのKaseocore発売記念強引関連企画!米本、よんま、ピカルミンを演奏!
ピカオシレーターにも耳がつきました!

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Kaseoさんとのコラボの報告Vol.1 「ピカオシレーター」

2010年5月に行われたイベント"Make: Tokyo Meeting 05"に向けて、たくさんのSYSTEM Yのユニットを制作しました。
イベントが終わった後もアイデアが止まらず、更に制作は続きました。
そんなアイデアの中に、私の本でインタビューさせて頂いた作家さんとコラボするというものがありました。
以前からKaseoさんのピカルミンは一台欲しいと思っていたので、そうだ!まずはこれをユニット化しようと動き出しました。

あれをこれに

ユニットの名前はピカルミンの音を発する音源だから「ピカオシレーター」。
「ピ」を外せば某K社の大ヒット商品の名前になるとほくそ笑む私(ニヤリ)。

当初、Kaseoさんを驚かそうと思って、高円寺の円盤(ちょうどこの日、店内でウロウロしてたら、何と尾上祐一さんが入ってきた!)で買って、それを改造しようと思ってました。しかし、在庫がなかったので、その日の晩にKaseoさんへ電話(笑)、事情を相談したところ、回路を提供して頂けることになりました。

2週間後、届いたモノがこれです。

ピカルミンの回路

開封して感動!思わず声を上げてしまいました!自作モノを数多く作ってきた人ならばわかる、実に配慮の行き届いた状態だったからです。おかげで、設計や工作時間を大幅に短縮できました。
それにしてもKaseoさんのハンダ付けの丁寧で綺麗なこと!部品を外したりするとき、「やるなぁ~」と独り言(笑)。

全てが順調に進んでいたのですが、やはり大変だったのは塗装でした。今まではケース自体の色で統一していました。しかし今回、元々のキャラクターに近い色で塗るということが、アイデアの胆でした。3~4回、塗っては乾燥を繰り返しました。

回路の組み込みは、Kaseoさんのお気遣いもあり、順調に進みました。ただ塗装が剥げることが一番心配だったので、慎重に部品を取り付けました。で、やっと完成!

ピカオシレーター

ほぼオリジナルと同じ機能。右上から、Y-LINKの入力、電源スイッチ、トリガーのインプット、トリガーのスイッチ、中央上から、音と合わせて光るLED、電源入力端子(DC 3V)、ホールドスイッチ、左上から、フォーン、ミニのパラアウト、Y-LINKの入力とボリュームの切り換えスイッチ、ピッチコントロールのボリューム。
ちなみに本家についているボディーコンタクトの機能は、Y-Touchというユニットで独立させました。

Y-Touch

単体でもかなりインパクトがありますが、他のユニットと組み合わせて使ってもなかなか楽しいです。今後イベントで大活躍しそうです。Kaseoさん、有難うございました!

Kaseoさんとのコラボの報告Vol.2 「CV/GATE ピカルミン」に続きます。

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iBookstoreでの取り扱いも始まりました 楽しい電子楽器 自作のススメ 米本実

おかげさまでiBookstoreでの取り扱いも始まりました。
宜しくお願い致します!

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